アジア情緒たっぷり。那覇牧志アーケード街と公設市場
こんにちは。
沖縄2日目は那覇周辺を散策しました。
国際通りを1つ裏手に入ると『まちぐゎー』と呼ばれる迷宮のようなアーケード街が張り巡られています。
その世界観はインドネシアなどのアジアの古い市場の様で、映画スワロウテイルのワンシーンに出てきそうでした。
少し古びたカラフルな球体がぶら下がっていたり、少し日焼けした旗が飾られていると、なんとなく夢心地になるような不思議な感覚になります。思わず平沢進のBGMが聞こえてきそうでした。
パラソル通り
えびす通り
浮島通り
市場中央通り
かりゆし通り
平和通り
などがあり、幅もバラバラで本当に迷宮のようですが
小道に入ると思わぬ近道を見つけたり、ここに繋がってるのかと楽しくなるアーケード街です。
中でも一際印象に残るのがちとせ商店街ビルです。
既にいくつか写真を載せましたが、吹抜けのビルで一階は店舗、ネットで見た情報によると二階は住宅になっているようです。
ちとせ商店街ビルの中にある390円でソーキそばが食べられるお店に行ってきました。
390円なので量が少ないのかな?と思い、いなり寿司(1つ60円)を購入。
料金は前払い。
店主さん1人でやっているお店なので、お釣りが足りなくなることもある大きなお金は困るようです。
店内には1万円は柔らかくお断りしている張り紙が。
必ず1000円か小銭を用意して行ってください。
店主さんに許可を頂き、店内を撮影させてもらいました。
店内を撮影したい時は必ず許可を取りましょう。
しばらくするとソーキそばができました!
予想よりもボリュームがあるんです。
いなり寿司も大きいし、ちょっとやってしまった感が…食べきれるかな…。
香りのいいお出汁と、骨まで食べられるほど長く煮込まれたお肉が特徴的です。
美味しい。これで390円はお得です。
骨って食べきった方がいいのかな?
ちょっと悩みました。
個人的に、いなり寿司にお酢が凄くきいていたので好きでした。
そう、私はお酢があるだけで幸せになれるんです!
やっぱりお腹いっぱいになってしまい食べきれずに連れに食べてもらいました。
ご馳走さまです!
第一牧志公設市場にも立ち寄りました。
ここは2019年に改装されるんですよね。
未だに昭和の雰囲気がそのままで、吹抜けの最上階の窓がいい感じなので残念です。
一階の市場で買ったお魚やお肉は、二階で調理してくれるようです。
一階でも隅の方にちょっとしたイートインスペースがあるお店があり、お刺身盛りが500円でした。
東京だと魚金感覚でも1500円くらいのボリュームです。
二階は飲食店が並び、なんとその辺に設置してあるベンチでは隔離もなくタバコが吸えます。
まさに昭和。今時、公共の場で堂々とタバコが吸える空間を見たのは住之江競艇場以来です。
そういうところ好きですよ。
貴重な昔の写真も展示されていて、見所が多い公設市場です。
今回面白かったのは、アーケード街にいる高校生たちが「国際通りってどこ?!」と言いながら彷徨っていた所ですね。
一歩裏に入るだけでこんなに素敵な世界があるので、皆さんも是非行ってみてください。